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同友会大学

実は僕、大学に通っているんです!!
と言うと少し語弊があるかもしれませんが。。
1年半程前から、奈良県中小企業家同友会という団体に所属しているのですが、そこで主催している「同友会大学」に去年の5月から入学しておりまして、10ヶ月という期間を経て、無事今週の2/26(金)に卒業式を迎えるんです^^
大学というだけあって、卒論も提出しないと卒業できないんですよ!!「経済と中小企業」「歴史と伝統文化」「経営と法律」「科学と人間・人間と教育」「総括講義」でたくさんの学びを頂き、なんとか卒論を書ききることができました。外に発信することで、自らの学びになるので、卒論アップします^^

第14期同友会大学 卒論論文
社名:一般社団法人eight
氏名:藤本貴久
同友会大学で何を学び、どう生きるか
~激変する内外情勢と中小企業の未来を拓く私たちの役割・課題~
私は、同友会大学で「人」を学んだ。
全18講座で、私が熱心にメモを取ったものの多くが「人(その多くは社員)とどう関わるのか」「どう伝えたらより伝わるのか」「本当に真剣に人と向き合っているのか」であった。何故か。自社の経営理念を本気で共有したいからである。
経営指針や経営理念に基づく理念型経営の実践の話の中で、良い会社とは、リーダーの想いが反映される環境であること。良い経営者とは、「使命感」「先見性」「決断力・判断力」が必要ということ。よい経営環境とは、お客さんが感じるサービスを受けたときに感じる感情として「失望」「納得」「満足」「感動」があり満足と感動は全く違う。感動はお客さんを育てるということ。8×8の法則では、しゃべり手は10も伝えられない。利き手は10も聞けない。最高でも8×8の64。6割程度しか理解できないということを知り、法人の理念や方針は1回や2回伝えたり聞いたりしただけではわからないということ。だから何回も何回も機会があるごとに伝えることが大切で理念や方針が社員に伝わりだすと、人間の自動化(主体化)が始まること。
伸びていく企業の特徴は、大きな努力でチョットの差を作り、大きな差が生まれる。利用者さんお客さんからの選別が起こる。チョットの差でも、100対0になる可能性が高い。ちょっとイイねが大きな支持になる。何でもできますは、何もできないと同じことだと知る。社員のコミュニケーション力がお客さんのちょっとイイねに繋がる。「感じがいい」「可愛げがある」からスピード感を出し、社員をその気にさせるコミュニケーション力が大事。社員と共通言語を作る。相手に伝わる方法で伝えるのは、伝える側の責任。「何でこんなこともわからないんだ!!」ではない。中小企業経営を通し、社員を大切にし何のために事業運営をしているかを常に伝え続け、しっかりとした事業戦略を持ちながら地域社会がよりよくなるために経営することが重要である。
人は目的のない行動はしない。だから経営理念が必要なのである。行き先はどこなのか、ゴールを示すことが重要であること。目的がないと社員と一緒にベクトルを揃えられずない。明確なゴールがない企業は、10年後93%が廃業する世界で生き残れない。大変なことは大きく変わるチャンスであること。会社として明確なビジョンを打ち出すことの大切さ、経営理念を伝え社員とベクトルを揃えること、確かなものは揺るがないということ。経営の成功の秘訣は、魂の入った経営理念ができれば50%は成功したも同然。次に、個性を最大限発揮できる環境を作れれば80%成功したも同然。残り20%が戦略・戦術で100%の成功になる。また、物事を本質で捉える考え方が重要。人は本末転倒してしまいがち。本質は、「本(もと)」で考える。本(もと)は、何のために自分は生まれてきたのか。
人には3つの命がある。宿命・運命・使命。〇〇という家に生まれてきた宿命の中で、色んな経験や出会いを通し、命を運んでもらい(運命)、その上で自分の命をどう使うのか(使命)。宿命・運命は自分でコントロール出来ないが、自分の命の使い方(使命)は自分でコントロールできる。
人の心は、なかなか利他にならない。他の喜びを我が喜びとする使命感を持つことが重要である。
自社の羅針盤である、経営指針とは「理念」「方針」「計画」から構成されている。「理念」は目指すべきゴールであり、「方針」は戦略や方向づけ、「計画」は方針に基づいて数字に落とし込むことである。「同一の危機感」が好ましい企業風土を作る「成功のスパイラル」であること。「危機感」と「不安感」の違いとは、危機感は課題が見えているが、不安感は課題が見えていないということが違いである。経営が上手くいき出すと、経営者は「感謝の気持ち」が低くなるので注意が必要である。社内で毎月経営理念の内容を通してグループ討論する等の仕組が必要である。
企業の発展とは、規模を大きくすることではない。社員の20年後を考えること。社員の給与を上げ続けなければならない。社員の幸せのためにも事業規模を大きくするのである。 そのためには、自社の財務状況を読み取り経営分析ができる力があることが重要である。社員に数字を意識してもらう方法としては、①会社の数字を社員と共有し会社の全体像を見せる。②部門、セクションの全体像を見せる。という方法がある。
このように我々中小企業が社員と共に切磋琢磨し、地域で安心して経営できているのも「平和」だからである。安全保障関連法や集団的自衛権の話を目の当たりにし、「平和」が当たり前のものではなくなってしまう危機感を感じている。憲法があるから自由も保障されているのである。自由とは、「あなたは、あなたであるだけで、大切な人。あなたは誰のものでもない。あなたは、どこに住んでもかまわない。あなたは、どんな仕事についてもかまわない。あなたは、誰と結婚してもかまわない。あなたは、ほかの人にめいわくをかけなければ、自分で自分の生きがいを見つけて、自分の人生を歩むことができること。」憲法があるから守られているのである。
「日本一幸せな従業員をつくる!」の公開講座で、映画開始15分頃の聴覚障害のある従業員が、会社のことを自分の言葉で元気に発表している映像にくぎ付けになり、涙が止まらなかった。何故なのか自問した。聴覚障害の従業員さんがおもいっきり自分を出せるぐらい、柴田さんをはじめホテル関係者全員が、一人の人間として本当に丁寧に関わっていることが感じられたからである。本当に従業員一人ひとりが主人公になれるように関わることができることを学んだ。柴田氏と映画作家の岩崎氏の対談での柴田さんのメッセージとして、①3世代の家族関係を大切にすること。②仏壇に手を合わせることの大切さ。の2つがあった。大切な過去や繋がりを忘れず、現在・未来を考えること。とりわけ「平和」を守ることについてのメッセージだと受け止めた。人の背景を知ることの重要性を学んだ。例えば、遅れてきた生徒に「よく来たね」と言えるのは、生徒が遅れざるを得ない「背景」を知ったからである。どんなに否定的な中であっても肯定的な芽を見つけることが大事。「相手のものさしはどうなのか」を感じることが重要である。従業員との関わり方で大事なことは①yes(肯定・共感)②but(注文は一つだけ)③fight(具体的に支援)をセットで伝えることが重要。ただし、「命」「平和」「人権」に問題がある場合は、肯定してはダメ。説得より納得させることが重要なのである。職場環境は、民主的で、あてにしあてにされる職場が良い。従業員に対して「あれだけ言ったのに」ではなく、その気にさせたかどうかが大事。本人のプロセスを見てどう頑張ったかを見て評価すること。従業員と仲が良くなると空気を壊したくないという気持ちが働き対立しなくなってしまうが、薄っぺらい関係に陥る危険がある。対立からの「本気の議論」が重要である。
今回、私は同友会大学で「人」について学んだ。経営理念を本気で共有したいからである。弊社の経営理念は、「共に生きる未来創る」である。障害のある方、生きづらい方、社員、地域の方々と共に生きるためには平和な社会が必要である。これから生まれてくる子ども達が、生まれてきて良かったと思える社会になるために、経営理念を基軸とした目の前の一人ひとりに丁寧に誠実に真剣に向き合い、事業を通して仲間を増やし続けていくことが、日本の誇れる未来を拓いていく我々の役割である。
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